ノンレム睡眠とは?

ノンレム睡眠とは?

比較的深い眠りの状態

レム睡眠以外の比較的深い眠りの状態をノンレム睡眠(レム睡眠ではない、という意味)といいます。 細胞の新陳代謝を高めたり、免疫力を強化する活動がノンレム睡眠の時間に行われているといわれています。 筋肉の活動は休止していませんが、脳は休息状態になります。体温は少し低くなり、呼吸や脈拍は非常に穏かになってきて血圧も下がります。

大脳の活動が休息状態に入るため、こちらは「脳の眠り」であるとも言えます。いわゆるぐっすり寝ている状態ですので、 多少の物音がしたり、軽くゆさぶられても目が覚めることはありません。もしノンレム睡眠の最中に強制的に起こされたとすると、 人体はすぐさま活動を開始することができません。脳の中でも最も大きい大脳が休止状態から活動を開始するまではしばらく時間が必要で、 それまでの間はいわゆる「寝ぼけた」ような行動をしてしまうことになります。 ノンレム睡眠の間も夢を見ることがありますが、レム睡眠中に見る夢ほどはっきりした内容ではなく、多くの場合本人は覚えていません。

眠りに落ちた直後の3時間の間に深いノンレム睡眠は集中的に発生します。最初の3時間にぐっすり熟睡し、 深いノンレム睡眠をしっかりとれば、起きたときに「熟睡できた」という満足感が高くなります。実はほとんどの場合、 居眠りはノンレム睡眠です。短時間でも昼寝や居眠りをすると、頭がすっきりするのはノンレム睡眠によって脳が休息できたからです。

深い眠りであるノンレム睡眠を体験することができるのは、実は大脳が発達した哺乳類と鳥類だけです。 大脳が未発達の魚類、両生類、爬虫類などはノンレム睡眠がありません。